歯周病治療
- 「歯周病」って、どんなもの?
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「歯周病」とは、歯を支える歯ぐきや骨が壊されていく「病気」で「生活習慣病」の1つとされています。
歯周病は、虫歯と同じ「感染症」です。 - 歯周病の原因
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歯と歯ぐきの間にプラーク(汚れ)が溜まり、そこに多くのばい菌が繁殖して炎症が起きている状態です。
炎症が起きると、歯ぐきは血に混ぜてばい菌を掻き出そうとして「出血」を起こします。
「歯磨きしただけで出血するんだけど」というのは、まさにこの段階です。
歯周病が進むと、歯と歯茎の間に「歯周ポケット」ができ、
さらには歯を支えている土台の骨(歯槽骨:しそうこつ)が溶けて、
最後は歯が抜けてしまう恐ろしい感染症です。 - 歯周病のリスク
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まずは、歯を失うということです。
歯を失う原因は、虫歯を抜いて歯周病がトップなのをご存知ですか?【歯を失う原因】
出典:8020財団
また、最近の研究で下記の疾患の一因であることがわかっています。- ・狭心症・心筋梗塞
- ・脳梗塞
- ・糖尿病
- ・低体重児早産
- ・誤嚥性肺炎
(日本臨床歯周病学会ホームページより) 口の中のバイ菌は、食べ物と一緒に飲み込まれて、腸で吸収され、全身に廻って行くと思うと、とても合点がいきます。
歯周病の治療で全身疾患が改善することがあるのは、こんな理由からです。